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女性営業職が転職成功するための3つの秘訣 おすすめ転職エージェントも紹介

新卒で営業職に配属されたときは、不安でいっぱいだったけれども、色んな経験を積んだおかげで、20代後半になった今では、部下を指導する立場に。

今の会社に不満はないけれども、繁忙期に家と会社を往復する毎日を送っていると、「私このままでいいのかな?」と頭がモヤモヤする……20代後半になると、結婚や出産など30代から40代のライフプランを考えるようになりますよね。

そのような中で、今の職場に疑問を持ってしまうことは誰にでもあることです。今回は、悩める20代後半の女性営業職にスポットを当てて、最適な転職方法を解説します。

仕事が忙しくて転職なんて考えられない!という女性営業職の方も大丈夫!
仕事をしながら効率よく転職活動する方法を伝授しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

女性営業職の転職は20代後半が成功しやすい!

新卒から今まで、がむしゃらに営業を頑張ってきたけれども、気づいたら資格とかスキルは何も取得していなかった……。女性営業職がいざ、転職をしようとしたときに気になるのが、資格やスキルではないでしょうか。

また20代後半となると第二新卒世代からは外れるし、今の会社よりも待遇の良い転職先はあるのかしら?と気になりますよね。

でもご安心ください。20代後半の女性はまさに転職適齢期なのです。総務省の労働力調査によると2020年の女性転職者は175万人。
そのうち24歳~34歳までに転職した女性は39万人で全体の約22%を占めています。このことから、20代後半の女性は積極的に転職活動をしていることが読み取れますね。

さらに転職サイトdodaの統計によると、2020年の転職成功者の約4割が20代後半という結果が出ています。

出典:転職成功者の年齢調査】平均年齢やコロナの影響、年代別のポイントは? |転職ならdoda(デューダ)

つまり、企業も20代後半の転職者を欲しがっているのです。
「でも転職に成功している、20代後半女性は資格やスキルがたくさんあるからでしょう?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし企業が20代後半の転職者を欲している理由は、意外にも資格やスキルの多さではありません。

▼企業が20代後半の転職者を欲している理由
・社会人としてのマナーや仕事の基礎が既に身についている
・積極性やポテンシャルに期待している

企業は転職後にすぐ働ける即戦力と将来、会社を担ってくれる期待から20代後半の転職者を欲しているのです。とくに営業職を求める企業は多いので、20代後半の女性営業職の方が転職活動をすれば、きっと多くの会社が手を挙げることでしょう。

女性営業職が転職成功するための4つの秘訣

転職業界において、20代後半の女性営業職は人気が高いことがわかりました。

しかし転職先の選択肢が多いとはいえ、20代後半で転職となると仕事の内容ややりがいだけで会社を選ぶわけにはいきません。30代~40代も同じ会社に働くことを見越して、「結婚」・「出産」など人生のビックイベントにも対応できる会社を選ぶ必要があります。

人生のターニングポイントともなる20代後半の転職を成功させるために次の4つの秘訣を押さえておきましょう。

秘訣1:転職先の残業時間をチェック

いくら仕事が好きでも、残業時間が長すぎるとモチベーションが下がり、やりがいを見いだせなくなります。また長時間労働は、心身ともに疲弊してしまう恐れもあるので大変危険です。

さらに「将来子どもを産み・育てながら仕事をしたい!」と思っても、残業時間が長いと退職せざるをえなかったり、家庭を犠牲にせざるを得なくなったりすることも考えられます。そうならないためにも、転職先の残業時間をチェックしましょう。

▼残業時間の確認方法
・面接の際に業務の流れを聞く
・転職エージェントに尋ねる
・求人票に記載している勤務時間後に転職先の会社を尋ねる

転職先の業務内容が過密だったり、勤務時間後に多くの人が会社に残っていたりしたら危険信号。残業時間が長くなることが予想されるので、他の会社を当たった方がいいかもしれません。

秘訣2:転職先の産休・育休の取得実績をチェック

転職を考えている女性営業職の方の多くは「結婚して子どもが生まれても仕事を続けたい!」と思っていることでしょう。

しかし営業職は、まだまだ男性の割合が多い職種です。中には産休・育休の取得実績ゼロの会社もあります。産休・育休の取得実績ゼロの会社で出産・育児をするのは高リスク。

育児と仕事の両立を理解してもらえず、復帰しても会社に居づらくなってそのまま退職してしまうケースも予想されます。転職先で長く働き続けるためにも、産休・育休の取得実績を必ずチェックしましょう。

また待機児童の多い地区に住んでるならば、事業所内保育所を設置しているところを転職先に選ぶのがおすすめです。万が一保育園に落ちてしまっても、スムーズに職場復帰できますよ。

秘訣3:女性営業職が活躍しやすい分野を狙う

「結婚・出産をしたい、けれども仕事で上を目指したい」と思っている女性営業職の方もいるでしょう。しかし、ただでさえ男性の多い営業職。性差関係ない商品やサービスを売り込む分野では、どうしても男性の方が「信頼できる」と思われがちです。

結婚・出産しても上を目指したいのであれば、性差関係ない分野で営業を続けるよりも、女性をターゲットにした商品やサービスを売り込む分野を狙いましょう。

・保険
・教育
・美容

これらの分野は男性よりも、気持ちや悩みを共感できる女性営業職の方が適しています。女性が活躍できる分野ならば、育児をしながらでもきっと上を目指せるはずです。

秘訣4:狙っている転職先の口コミをチェック!

転職後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないよう、転職先がある程度固まったら、内情や口コミをチェックしましょう。
・社内の雰囲気はどうか
・実際の残業時間はどれくらいか
・産休・育休は取れるのか

など気になる情報を集めていきます。

これらの情報は次の方法で集められます。
・口コミサイトを利用
・転職エージェントに尋ねる

口コミサイトは『openwork』や『転職会議』がおすすめです。現社員・元社員のリアルな口コミが掲載されているので、転職先を考えるときにきっと役立つはずです。

転職エージェントは求人を集めるため、さまざまな企業へ出向き、職場の雰囲気や採用したい人の条件などを確認します。転職先の生の声はもちろんのこと、
・年収
・待遇
・制度

など面接時に尋ねにくいことも、教えてくれるので転職先の不安も和らぎます。

女性営業職の転職成功までの5ステップ!

女性営業職の転職成功の秘訣をチェックしたところで、早速転職活動をはじめましょう。

とはいえ、転職がはじめての女性営業職の方は何からはじめていいのかわからないですよね。ここからは転職の流れを5ステップで紹介します。おすすめツールやサービスも紹介しますのでぜひ活用してくださいね。

ステップ1:自己分析

「求人探しをして理想の転職先を見つけなきゃ!」と焦る気持ちはわかりますが、まずは落ち着いて自己分析から始めましょう。
・なぜ転職したいのか
・自分が企業にアピールできることは何か

自分の能力や転職に対する思いを明確にするには自己分析が欠かせません。
でも【自己分析しろ!】と言われてもなかなかできませんよね。

そんなあなたにおすすめなのが、リクナビNEXTには、「グッドポイント診断」です。質問に答えていくだけで、簡単に自己分析ができます。

ステップ2:求人情報チェック

自己分析で転職理由やアピールポイントがわかったところで、求人探しをしましょう。

しかし忙しい女性営業職の方は、複数の転職サイトに登録をし、それらに毎日目を通すのは大変です。効率よく転職したいならば、転職エージェントへの登録を検討しましょう。転職エージェントとは、人材紹介サービスの1つで転職したい人と企業のパイプ役となり、転職したい人の就職活動をバックアップします。

ステップ3:応募資料の作成

転職したい会社がある程度固まったら、履歴書や職務経歴書などの資料を作成しましょう。転職エージェントや転職サイトの中には、必要情報を入力すると自動的に職務経歴書を作成してくれるツールなどを用意しています。

ツールを活用しながら、効率よく資料を作成していきましょう。

ステップ4:求人応募・面接対策

資料が揃ったら、企業に応募します。効率よく転職活動を進めるためにも、複数社への応募がおすすめです。合わせて面接対策もすすめていきます。面接のポイントは次の3つです。
・身だしなみ
・マナー
・コミュニケーション力

女性営業職の方ならば、既に身についているものばかりですね。ただ、企業によって面接で尋ねられる内容や転職者に求めるポイントが違います。各企業の面接ポイントについては、転職エージェントのコンサルタントに聞くと良いアドバイスがもらえますよ。

ステップ5:退職手続き

晴れて転職先に内定をもらったら、現職の退職手続きに進みます。

▼退職手続きの流れ
1.退職届の作成・提出
2.退職日の交渉
3.貸与品(制服・社員証)、社会保険証の返却
4.業務引継ぎ

事務手続きなど少々大変ですが、円満退職するためにも最後まできちんと行いましょう。

忙しい女性営業職におすすめ!転職エージェント5選

転職の流れは分かったものの、仕事をしながら条件の合う転職先を見つけるのは至難の業です。運よく希望する転職先が見つかったとしても、仕事をしながら面接のアポを取るのは大変。

とくに女性営業職は忙しいので、仕事と転職活動の両立がうまくできずに疲弊してしまう恐れがあります。

効率よく自分に合う転職先を見つけたいのであれば、転職エージェントへの登録がおすすめです。 ここからは忙しい女性営業職におすすめな転職エージェントを5つご紹介します。

リクルートエージェント

女性の求人数・実績ともにダントツ1位の転職エージェントです。女性営業職が転職を考えたら、まず最初に登録すべき1社です。

20代後半の女性営業職は、転職業界に人気が高いとはいえ、自分にぴったりな1社を探すには、多くの会社を比較し厳選する必要があります。

リクルートエージェントに登録しておけば、より多くの企業を紹介してもらえるチャンスがあるので、満足のいく転職先が見つかる可能性が高くなりますよ。ただ、リクルートエージェントは、女性に特化したサービスを行っていないので、他のエージェントと併用して使うと効率よく転職活動が進められそうです。

▼おすすめポイント
・公開求人数・非公開求人数ともにダントツ1位
・専門コンサルタントによる面接対策で内定率UP

マイナビエージェント

マイナビが運営する転職エージェントです。求人の約80%が非公開求人で、転職サイトでは見られない隠れた優良企業をチェックすることができます。リクルートに比べると求人数は少なめですが、その分転職サポートが手厚いのが特徴。

女性コンサルタントが多く在籍しており、家庭と仕事の両立や女性ならではの悩みなどにも真摯に答えてくれます。

▼おすすめポイント
・女性コンサルタントによる手厚いアドバイス
・転職サポートが手厚く利用者満足度が高い

type女性の転職エージェント

株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性専用の転職エージェントです。女性が働きやすい求人を多く持つのが特徴で、結婚・出産しても働き続けたい女性に対し、さまざまな求人を用意しています。

職種ごとに専門チームを作って、女性の就職を支援しているのもおすすめポイントの1つです。

▼おすすめポイント
・女性の転職支援の実績が10年以上ある
・利用者の約71%が年収UPに成功した実績を持つ

パソナキャリア

人材業界大手のパソナが運営している転職エージェントです。転職初心者の方への手厚いサポートやフォローが好評で、転職に不安を持つ女性営業職の方におすすめ。

とくに電話・メールのレスポンスが早く、パソナキャリアを利用した人からは「安心できる」、「信頼できる」という口コミが多く寄せられています。
求人数は他の転職エージェントに比べてやや少ないものの、関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、大阪、名古屋の求人は豊富なので、困ることはないでしょう。

▼おすすめポイント
・転職に不安を持つ方に対する手厚いサポートやフォロー
・女性ならではの悩みに答えてくれる

リブズキャリア

リブズキャリアは転職によって、キャリアアップを目指す女性をターゲットにした転職エージェントです。
・女性の管理職が多い企業
・女性の社会進出に理解のある企業


などを積極的に紹介してもらえます。

ただこのリブズキャリアへの登録には1つ条件があり、年収400万円以下の女性は登録できません言い換えれば、年収400万円を大幅にアップできる優良企業を紹介してくれるのです。

キャリアアップとともに年収アップを狙いたい女性営業職の方はぜひ登録をおすすめします。

▼おすすめポイント
・キャリアアップを目指す女性におすすめ
・年収400万円以上の会社を紹介

女性営業職が転職を見送った方がいいタイミング

転職の流れやおすすめの転職エージェントがわかったところで、早速行動に移したいところですが、ちょっと待ってください。もし転職したい女性営業職の方が、次の2つに当てはまる場合は、まだ行動に移すタイミングではないかもしれません。

転職しよう!という気持ちを一旦、落ち着かせて最終確認してみましょう。

ネガティブ思考から始まる転職

「こんなに働いているのに見合った給与が支払われていないような気がする!」
「生意気な後輩の指導に疲れ果ててしまった…」

20代後半になると、新卒でがむしゃらに仕事をしていたときに気付かなかった会社の不満が見えてきます。それは仕事に慣れて、周りが見えるようになったから、成長の証とも言えます。

そこで確認して欲しいのが、自分の力で会社の不満を解決できないかということ。例えば、職場の給料や待遇に不満があるのであれば、管理職を目指すことで解決できるかもしれません。

また人間関係に悩みがある場合、上司や同僚または、会社に設置されている相談窓口に話すことで解決の糸口が見つかることもあります。

もちろん、
・パワーハラスメント
・セクシャルハラスメント

など自らの力で解決できそうにない問題の場合は、早急に転職活動を始めるべきです。しかし給料や待遇、そして人間関係は環境を変えて転職したからと言って、必ずしも解決できるものではありません。今の職場で解決できないか、自分なりに考えて行動してから、転職しても遅くありません。

転職・退職理由が明確でない

転職・退職理由を明確に説明できないのであれば、転職を見送るべきです。転職・退職理由は、就職活動時の面接で必ず聞かれる質問の1つ。
ネガティブな転職・退職理由の場合、そのまま面接時に伝えてしまうと、印象が悪くなり、内定が決まらない…ということになりかねません。

転職サイトには「ポジティブな言い換えをすればOK!」とアドバイスしていることもありますが、偽りの仮面をかぶったまま転職活動をしても、いつかボロが出てしまうことでしょう。

転職先であなたが、生き生きと働くためにも、転職・退職理由を明確にしてから転職活動をしましょう。

まとめ:女性営業職は30代以降のライフプランを見据えて転職活動しよう

20代後半の女性営業職の転職は、キャリアアップはもちろんのこと、その先のライフイベントも考慮しながら進めていく必要があります。

営業職の仕事をしながら転職活動するのは、なかなか大変かと思いますが、転職エージェントなどのサービスやツールを活用しながら効率よく進めていきましょう。

20代後半の女子営業職はまさに転職適齢期です。今の会社で満足している方も、将来のキャリアプランやライフプランをもう一度見直し、転職が必要か否か考えてみてはいかがでしょうか。

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