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意外と知らない「ヘッドハンティング」について、まとめてみた

こんにちは。街角キャリアライターの稲垣です。

突然ですが、皆さん「ヘッドハンティング」された経験はありますか?

なかなか遭遇する事が無いため、いまいち自分事として捉える事がないかもしれません。しかし視野を広げると、ヘッドハンティングされたという社会人は意外と多いです。

実際の例では、古くからの友人・知人に誘われたという方、あるいは仕事で築かれた関係から誘われたという方など、様々な形でヘッドハンティングが行われています。

もし自分が、予想だにしていないような所から、予想もしていないようなお誘いを受けたとしたら・・・想像してみてください。ヘッドハンティングについて、少し知ってみたくなったのではないでしょうか。

ということで、ここでは意外と知らない「ヘッドハンティング」について、概要やポイントについてまとめていきます。それでは見ていきましょう!

ヘッドハンティングの意味

ヘッドハンティングについて、まずは定義を整理します。

Webilo辞書 人材労務用語辞典 によると

「ある企業の優秀な人材を他の企業がスカウト(引き抜く)すること。外資系企業では以前から人事戦略の一環として頻繁に行われていたが、近年は企業の依頼に応じてヘッドハンティングを専門に手がける人材ビジネスが注目されるなど、広く企業社会全体に浸透しつつある。」

とあります。

要点は、

①優秀な人材を他社から引き抜くこと。
②外資系企業において頻繁に行われており、近年日本の企業内でも浸透しつつあること。

の2点です。

つまり、ヘッドハンティングは、新卒採用や中途採用をはじめとする、企業における人材獲得の手段の1つとして、活用されているのです。

ヘッドハンティングを「する側」「される側」

次に、ヘッドハンティングを「する側」、「される側」それぞれの立場から、目的や考えをまとめていきます。

ヘッドハンティングする側

「優秀な人材を獲得する事」が目的であれば、引き抜きではない手段、例えば一般的な中途採用手法でも、獲得できる可能性はあります。そのような状況で、あえてヘッドハンティングという手段を選ぶ目的は、優秀な人材を確保する、その確率を高めるため、という事になります。

もちろん中途採用における選考でも、実績や能力について問う事で、即戦力となれるかどうか判断する事はできます。しかしヘッドハンティングは、採用面接では測りづらい、実際のビジネスの場面における個人能力や、実績に裏付けられた経験がもたらす結果について、十分に観察・検討した上で判断する事ができます。前々から活躍の様子をチェックし、必要性について判断するという点では、プロ野球におけるドラフトとも似ています。

まとめると、ヘッドハンティング「する側」は、

① 優秀な人材である
② 実践の場での状況から判断して活躍する可能性が高い人である
③ 自社に多大な利益をもたらしうる人材である

このような人材を獲得するために活動している、という事になります。

ヘッドハンティングされる側

一方ヘッドハンティング「される」側の場合はどうでしょうか。

まず企業の採用活動である以上、社会人として最低限のポイントは押さえる必要があります。それは、明るさと最低限のコミュニケーション力です。ただこれらについては、社会人として既に活躍している方であれば、自然と備わっているはずです。

ヘッドハンティングでは、これらに加えて、先に獲得する側が重視するポイントとして示した、「実践の場でどれだけ能力を発揮し、経験を生かせるか」が、大切なポイントとなります。今いる職場で成果を出すことはもちろんですが、ヘッドハンティングでより評価されるのは、単発ではなく継続して成果を出している事です。いつでも同じだけ成果を出せるように再現性を高めることが大切になります。

まとめると、ヘッドハンティング「される側」は、

①実践の場で能力を発揮し、経験を生かせるか
②能力の発揮には「再現性」があるか

の2点を意識して日々活動している必要がある、という事になります。

実際にヘッドハンティングにあった人に聞いてみた

ここで、実際に引き抜きに遭った方の例をご紹介します。

ヘッドハンティングをイメージする際に参考にしてみてください。

①某大手企業の営業課係長A(法人営業)引き抜き先:某食品会社

 経緯:Aさんの地方支店所属時代の担当クライアント。持ち前の営業力で、公私にわたり企業の担当者との関係を構築していた。

Aさんが東京に異動となり、異動先でも変わらず活躍していた時、このクライアントの担当者から連絡が入り、引き抜きの誘いを受ける。実はこの担当者も東京本社の人事部門に異動しており、地方支店時代の優秀な姿を覚えていたことからの打診であった。

待遇面で高い評価を頂いたため迷ったが、考えを重ねた結果お誘いを断り、現在も同じ企業でご活躍中。

② 企業経営者Bさん(元・某人材企業勤務・法人営業)引き抜き先:某出版社

経緯:取引先として、かなり懇意にしていた会社様。その会社の転職上限年齢が27歳までである事、Bさん自身も学生時代にその会社を志望していた事から、人事より「よければうちに来ませんか」との誘いを受ける。

Bさんは迷ったものの、その時の仕事(法人営業)を気に入っていたため、そのオファーはお断り。その後も独立まで同企業にて活躍された。

まとめ

ここまで、ヘッドハンティングとは何かを見てきました。

ヘッドハンティングは、どこか特別な・優秀なイメージを持たれがちですが、根本の部分は皆さんが経験されてきた、新卒採用の就職活動と大きく変わりません。

ヘッドハンティングは、シンプルに考えれば「1対1のマッチング」です。

相手が求める条件に合う人であるかどうかが大切で、それに合っていればオファーを頂け、合っていなければオファーは来ません。違いは、新卒の採用活動においては、社会全体である意味公平なマッチングの機会(面接等の選考活動)が用意される一方で、ヘッドハンティングはそうではないという点です。

そして、「人と人との縁」も大切なポイントです。

エピソードでご紹介したように、仕事上でのお付き合いから、活躍ぶりが目に留まりオファーを受ける機会が多いです。仕事ぶりを知っているため、強み・人となりが自社の社風にマッチングするかがわかり、選考をしなくても、すぐに活躍するイメージがしやすいのです。

ヘッドハンティングは、自らが狙って起こせるものではありません。日々の仕事や活動の延長線上に、それは起こりえます。だからこそ、自分自身の軸や出来る事をしっかり理解し、日々の努力を積み重ねていきましょう。

引用元

Weblio辞書 人材労務用語辞典

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