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これが私の生きる道!内定辞退してでも叶えたかったデザイナーの夢に向かって突き進む稲村さんにインタビュー

進学、就職、結婚など私たちは人生の中でたびたび大きな決断を迫られる時があります。

そのときの決断が、後の人生に大きな影響を与えることもあるでしょう。

今回は、大手人材派遣会社の内定を辞退し、夢だったデザイナーへの道を選んだ稲村さんにお話しをお伺いしました。

将来の安定を捨て、未経験のデザイナーへの道に飛び込んだ稲村さん。

その決断に至るまでの経緯はまさにドラマチックでした。

就職活動に悩んでいる大学生や転職や独立に踏み出せない社会人の方を勇気づける内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

複業しながら芸術大学の通信教育も受ける日々。原動力はデザイナーへの夢

―今しているお仕事について教えていただけますか?

平日はデザイン事務所に勤めています。

休日はカフェのアルバイト、スキマ時間に副業で株式会社Strobolightsが運営している「街角キャリア」・「街角キャリア大人」のアイキャッチ画像の作成をしています。

あと、仕事ではないのですが、2021年4月から芸術大学の通信教育をはじめて、仕事の合間にデザイナーとしての基礎やスキルアップをしています。

―休む暇がないくらいのスケジュールですね!

そうですね(笑)

ただ、知識やスキルがほぼゼロの状態でデザイナーになろうと決意したので、今は日々勉強です。

大学のゼミの先生の一言で人生が変わる。私、このまま就職してもいいの?

―デザイナーを目指したきっかけについて教えてください。

BBT大学のゼミ担当の先生から「お前、本当にこのままでいいのか?」と言われたことが大きなきっかけですね。

ゼミの中で、私が将来デザイナーになりたいということを先生が覚えてくださっていたから聞かれたのだと思います。

実はこの選択を迫られたときは、既に某人材派遣会社に内定が決まっており、内定承諾書を提出してしまった後だったんです。

さらに1回目の内定研修も既に受けてしまった後でした。

そのため、先生から選択を迫られたときは「何を今さら…」という感じで、右から左へ受け流そうとしたのです。

でも、「デザイナー」になりたいという気持ちが時間が経つにつれ、どんどん大きくなってきました。

―大きな決断を迫られたのですね。ちなみに、先生から決断を迫られて内定を辞退するまでの期間はどれくらいでしたか?

2週間ですね。2回目の内定研修を受ける前に辞退したので。

短い期間でしたが、相当悩みました。

新型コロナウイルスが感染拡大で新卒採用の企業が少なくなっている中、必死に就職活動をして内定を得た会社でした。

また、内定が決まった会社も、私が就職したいと心から思えた会社だったので。

さらに内定を辞退した会社は、給料も良く就職すれば将来安定なのは確実です。

そんな会社の内定を辞退するのは、もったいないし、親にも申し訳ないなとも思いました。

でも、「デザイナーになりたい!」という自分の気持ちに蓋をして、このまま就職したら、きっと後悔するなとも感じたのです。

悩んだ結果、デザイナーへの道を選びました。

急な進路変更に戸惑う周囲の人々。止められたけどデザイナーへの夢は揺らがない

―デザイナーになるという大きな決断をするときに、誰かに相談されたりしましたか?

両親に相談したときに、「安定した生活をするためにももう一度考え直したら?」と諭されました。

真っ向から反対されるようなことはありませんでした。

あとは、大学のキャリアセンターにも相談しました。

キャリアセンターでは、私のデザイナーになりたいという気持ちを尊重しつつ、就職した場合のメリットなども話していただきました。

最終的には、「デザイナーになりたい!」という自分の気持ちに沿って、内定辞退の決断に至りました。

―内定辞退を会社に伝えたときに採用担当者から引き止められませんでしたか?

相当、引き止められました。

内定辞退を決断したときに、まずメールで報告したのですが、そのあと直ぐに電話がかかってきました。

一体何があったのかと。

そのときに辞退の理由などを聞かれたのですが、後日Zoomで個人面談しようと言われました。

―個人面談…それは緊張しますね。そのときに就職への気持ちは揺らぎませんでしたか?

まったく揺らぎませんでした。

もともと、私は人前で自分の意見を言うのが苦手なタイプ。

でもこのときは自然と「なぜデザイナーになりたいのか」という自分の気持ちや内定辞退に至るまでの経緯を説明できました。

私のデザイナーになりたいという本気が伝わったのか、採用担当者の方も私の話をきちんと聞いてくださいました。

ただ、内定承諾書を提出した後の内定辞退申し出だったので、厳しいことも言われました。

私が悪いので真摯に受け止め、謝罪しましたが、何を言われてもデザイナーになるのを迷うようなことはありませんでした。

デザイナーになる決断をして1年。今の不安は自分が成長しているかどうか目に見えないこと

―デザイナーになるという大きな決断をしてから1年経ち、色々とあったと思いますが、不安になったりその決断が揺らいだりしたことはありましたか?

不安になることはあります。

今デザイン事務所に勤める傍ら、芸術大学の通信教育を受けているのですが、1年前と今の自分の成長度合いがわからなくて不安になります。

デザイン事務所に勤めたことで、専門ソフトの使い方やコーディングの方法などは身に付いたと思います。

ただ、いざデザインの仕事を頼まれたときに、学んだことがうまくアウトプットできていないような気がして…。

時々落ち込むこともあります。

あと日々仕事や勉学に追われて、したいと思っていたwebデザインが全くできなかったことも反省です。

これは来年の大きな課題ですね。

ただ、デザイナーへの道を後悔したことは今のところ一度もありません。

デザイナーになりたい!ルーツは中学生のクリスマス会

―デザイナーになりたいなと思い始めたのはいつですか?

中学生の頃です。

中学生のときに通っていた塾でクリスマス会を開催するときに、ポスターを描いたところ、先生から褒められたのが嬉しくて。

自分の描いた絵で人が喜んでくれることに嬉しさを感じ、将来デザイナーになりたいと思い始めました。

ただ、高校生になるとデザイナーの夢から少し離れて、現実を見るようになり、大学も芸術学部を目指すことなく、経営学部を選びました。

ただ、心の中のどこかでいつもデザインに携わる仕事がしたいとは思っていたように思います。

まさかその決断を内定後にするとは思っていませんでしたが…笑

個人で受注するデザインの仕事はごくわずか。誠心誠意取り組むのが私スタイル

―デザイナーのお仕事はどうやって見つけていますか?

デザイン事務所に勤めているので、主にそこで指示された業務をしています。

その他に、知り合いからデザインの仕事を紹介してもらい、単発で仕事をすることもあります。

まだデザイナーなりたてなので、バナー広告を作る、SNS画像を作るなど簡単な仕事を受けています。

―今年受けた仕事の中で最も印象が残っている仕事はありますか?

ロゴデザインの仕事ですね。

デザイン勉強中でこのような案件を受けるのはとても恐縮でしたが、いま持てる力をすべて出して、やり切りました。

幅広い技術を身につけてマルチに活動するデザイナーになりたい

―将来はどんなデザイナーになりたいですか?

マルチに活動できるデザイナーになりたいですね。

世の中にはグラフィックデザイナーやwebデザイナー、CGデザイナーなどさまざまなデザイナーがあり、多くの人はその中から1つ選んで専門性を身に付けることが多いです。

けれど私は、1つの技術に特化せずに、グラフィックもwebもそして最近始めた動画編集も。

何でも幅広く活動できるデザイナーになりたいです。

もともと、飽き性でもあるので、できることを増やしてさまざまなデザインの仕事に携われたらいいなと思っています。

そして、将来は結婚もしたいし、子どもも欲しい。

家庭とデザイナーの仕事が両立できるよう、フリーランスのデザイナーになるのが最終的な目標です。

まとめ

大手人材派遣会社から内定をもらった後に、大学の先生から言われた一言がきっかけで、大きな決断をすることとなった稲村さん。

相当悩まれたことでしょう。

それでも自分の気持ちに沿って、本当にやりたかったデザイナーの仕事を選んだ稲村さんの目はとても輝いていて素敵でした。

仕事に勉学に忙しい日々を過ごしておられる稲村さん。

けれども疲れた様子は一切なく、インタビュー中も笑顔で楽しく話されていたのがとても印象的でした。

理想のデザイナーになるために、まい進する稲村さんの姿に私も元気をもらいました。

街角キャリア大人では、自分らしい働き方をするためのヒントとなる記事を掲載しています。

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