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やりたい事がない人に、畳み人という選択を知って欲しい(幻冬舎:設楽 悠介さん)

Career Building SPECIALインタビューでは、学生や若手社会人の「キャリア」について第一人者や先駆者にお話を聞いていく、という趣旨のインタビューシリーズです。今回は「風呂敷畳み人」を名乗り、最近多くのメディアに登場している設楽悠介さん。果たして「風呂敷畳み人」とは?
「私には何もない・・・」と悩むすべての人、必読!

Intro

”やりたいことは何だ?”、”0→1を生み出せ”、”自分のブランドを打ち立てろ”ー。



こんなメッセージ、最近多くありませんか?

本屋に行ってもそのようなビジネス書や自己啓発書がずらっと陳列されているわけですが、そんな中、『畳み人という選択』なる新刊が出版されました。


「何かをゼロから生み出す」ではなく「誰かが広げた仕事の大風呂敷を畳んでいく(実行していく)人」を「畳み人」と定義し、畳み人のキャリアを語っているこの本。


著者は設楽悠介さん。幻冬舎の社員でNewsPicksアカデミアをはじめとした様々な新規事業を裏側から支えながら書籍やメディアの編集の仕事もこなし、最近では個人活動としてVoicyの「風呂敷畳み人ラジオ」や各種イベントでも講演、企業のアドバイザーなども務めています。

 

実は設楽さんは、街角キャリアの羽田の前職の先輩。最初は後輩のよしみで本を買って読んでみたのですが、「この本に書かれていることこそ、今の若い人が読むべきなのでは」と感じた羽田は、早速取材を申し込んだのです。

 

”何者”になりたいと思う全ての学生、若手社会人に向けたインタビュー、是非ご覧ください。

 

(取材・執筆:羽田 啓一郎/同行者:佐藤たかし)
*この記事は2020年3月時点の情報を元にしています


風呂敷畳み人とは?

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羽田

設楽さん!今日は”何者”にもなれないと悩んでいる学生を連れてお話を伺いにきました。どうぞよろしくお願いします。

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佐藤

学生ライターの佐藤です。自分、就活生なんですがやりたいことも自分の軸も定まらず、休学をしようかと思ってまして・・・。

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設楽

やりたいことが明確に見つからないという人、最近多いですよね。学生さんだけじゃなくて社会人でも多い気がしています。ある意味僕はそんな人に向けて、この本を書いたと言ってもいいかもしれません。

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佐藤

”畳み人”って、何かの事業や会社を畳む人のことかと最初聞いて思ったんですが、違うんですよね?

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設楽

はい、事業や会社を閉じるって意味ではなくて、むしろその逆の意味。経営者やリーダーや広げた仕事の大風呂敷を綺麗に畳む、つまり「仕事のアイデアを着実に実行に移す人」という造語です。

取材時もカメラにしっかりと著書を向けてくれる設楽さん!!

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佐藤

仕事のアイデアを着実に実行に移す人・・・!

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設楽

僕は今までのキャリアで仕事の風呂敷を畳んだり、広げたりしてきました。でも若い頃はまずは実行に移す(畳む)ことが多かったわけです。とにかく素晴らしいアイデアを生み出す人たちと並走して着実に仕事を実行に移す、その精度を誰よりも高めることに努力してきました。そうしているうちに仕事の基礎が身につき、そして広げ人から多くのことを学べたわけです。そして次第に自分で今度は風呂敷を広げるチャンスもどんどん得られるようになってきました。

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羽田

畳んできたキャリアがあるからこそ広げるチャンスが出来てきたんですね。

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設楽

そう。そんな自分の経験から”何者”になれないと思ってる人にこそ、畳み人という選択肢があることを知って欲しいんですよ。

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羽田

畳み人、大切ですよね。僕はどっちかというと広げ人ですが、組織の中で畳み人は本当に重要。畳み人が機能しないとサービスはうまく回っていかない。今までの仕事の中で何度も優秀な畳み人、僕も欲しいと思ったことあります。それにしても”畳み人”って言葉のチョイス、絶妙ですよね。

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設楽

うちの箕輪くん(幻冬舎 箕輪厚介さん)とのある対談の時にインタビュアーが箕輪くんに「どうやってそんなに沢山のプロジェクトを立ち上げて動かしているんですか?」と聞いたんです。そしたら箕輪くんが「それは設楽さんみたいに僕のアイデアを実行してくれる人がいるからですよ、僕が風呂敷広げる人なら、設楽さんは畳み人です」と彼が言ったんです。そこからこの言葉が生まれました。

設楽さんが畳み人になるまで

取材は設楽さんが勤務する幻冬舎で。有名な会社だ!!!

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佐藤

設楽さんは今までどのような仕事をしてきたんですか?

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設楽

もともと僕は羽田くんと同じマイナビという会社で企業の新卒採用営業をやっていたんですよ。その頃はとにかく企業向けに広告を販売することに努力していました。その後に幻冬舎に転職したんですが、それもマイナビ時代に営業成績上げたくて、アポイントの取れない幻冬舎の採用面接に行けば営業ができるんじゃないかと思って受けたのがきっかけでした(笑)。

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羽田

営業アポを取るために採用試験を受けていたとは・・・!

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設楽

マイナビ時代にネット広告を扱っていたことや、マイナビにいた時に副業でWEBデザインなどをしていたことで、幻冬舎では「設楽はネットに詳しい」と評価してもらって広げ人の社長や役員のところに舞い込むネット系の新規事業に畳み人として携わらさせてもらえるチャンスが沢山ありました。そこで僕はとにかくそういったアイデアをちゃんと実行することに全力を注いでましたね。その時は畳み人というのは意識していなかった。ただちゃんとプロジェクトを動かさないと怒られると思って(笑)、一心不乱でした。
そうしているうちにどんどんと扱う仕事が大きくなってきました。次第に自分のやりたい仕事をどんどんとできるようになってきたわけです。

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羽田

なるほど、面白いですね。畳み人として仕事をする上で気を付けていることってありますか?

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設楽

それはこの本にたくさん書いてあるので読んでもらえればと思うけど(笑)、一つ言えることは広げ人の一番の理解者になるってことかな。

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羽田

あー、本の序盤にも書かれていましたよね。あれ、わかるなあ。広げる人って、孤独なんですよね。批判も浴びやすいですし。そんな中で理解してくれる畳み人がいると、安心して風呂敷を広げられる。

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設楽

広げ人のアイデアをまず最初は面白がって共感することが大切。どうしてもリーダーが大風呂敷を広げたらみんな受け身になってしまいがち。実行できるリソースがあるのか、失敗したらどうするのなどリスクも見えてしまう。でもまずはそのアイデアの素敵なポイントを見つけて一緒に面白がるんです。広げ人に共感して仕事をしていると、実は畳み人の方が仕事の主導権を握れるようにもなります。

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佐藤

え、それはどういうことですか?

就活をやめて休学を決めた佐藤くん。人生、迷ってます。

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設楽

広げ人はアイデアを思いついたとき、いわば宝の地図を見つけた海賊の船長みたいな気分だと思います。すぐに仲間を集めて船を出したい、その宝を他の誰かに奪われないように早く動きたいと思っているんです。そんな時に「嵐がきたらどうするんですか、ライバルはもう出航している可能性がありますよ」なんて仲間たちが言ったらゲンナリしちゃいますよね。それだけならいいんですが、そんなネガティブな意見ばかり言ってる人の言うことを広げ人(船長)は聞き入れなくなってきます。途中でほんとに嵐が来たことを船員が言っても信じないかもしれない。まだそんなこと言ってるのか、いいから船を出せと押し切るかもしれません。

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羽田

ふむふむ。

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設楽

一方初めから「その宝を一緒に探しにいきましょう、それを手に入れれば僕たちは一生遊んで暮らせますね」と目を輝かせて共感してくれた仲間が、「でも調べたら嵐が来そうです」と言えば、船長も航路を変えると思うんです。

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佐藤

なるほど、そうすれば畳み人も意見を反映してもらえるって事ですね・・・!

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設楽

ここまでは例え話でしたが、仕事もこのようにリーダーのアイデアに共感しておくことで、その仕事を自分が実行するにあたって、自分がやりたいうように導いたり、リーダーのアイデアがおかしければ軌道修正ができるようになるわけです。

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羽田

それはすごく真理だなあ。。。僕はこれまで何か広げても否定的な話から入られることが多くて結構ストレスでした。まあ僕が悪い面もあったとは思っていますが、畳み人の設楽さんから見て「とはいえこういう広げ人は嫌」みたいな人っていますか?参考にしたいです・・・。

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設楽

うーん、自分の体重がのっかってないアイデアを広げようとする人ですね。

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 羽田

体重?

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設楽

特に新規事業や起業のアイデアなどは、その大風呂敷を広げた本人が、どんなことがあっても実現したいと思うぐらいの圧倒的な熱量があるかどうかが大切。本人が色々なことを犠牲にしてでも実現したいと思っているかどうか。どれだけそのアイデアに本人自身がBETできているかが大切だと思ってます。そもそもなんか儲かりそうだからやるみたいなアイデアを広げる広げ人のアイデアを実行に移しても大した成果は得られないので、そう言う風呂敷は畳みたくないですね。

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羽田

そういう人、いますね。安直に儲かりそうだからとか、なんかやれと言われたから仕事だ仕方なくやってる、みたいな人。ただ、ちょっと聞きたいことがあるんですけど、少々失礼な質問してもいいでしょうか・・・?

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設楽

どうぞどうぞ。

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羽田

設楽さんはずっと畳み人として仕事を実行に移している時、広げ人に対するジェラシーとかないんですか?

広げ人に対するジェラシーはないのか?

スポットライトが当たるわけでもなかった畳み人。しかし、本まで出しちゃうくらいご活躍中

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設楽

嫉妬はないですね。ジェラシーというよりはリスペクトですかね。ものすごい大風呂敷を広げられる人が僕の周りには多いので、そんなすごい人たちと仕事をしていると、むしろ自分はまだまだだという自己嫌悪は抱きますね。でもだからこそ、そういった人たちのアイデアに共感して、一番近い場所で彼らの才能から学ぼうと考えています。

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佐藤

設楽さんはずっと畳み人として働いて行こうと思っているんですか?

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設楽

畳み人と広げ人って、本質的には上下関係ではなくて、役割の違いだと思っています。僕も畳み人として得た仕事を実行する力や広げ人から学んだアイデアの生み出し方を参考にして、広げ人としてアイデアを生み出す仕事をしてきたこともあります。例えば僕は今、「あたらしい経済」というメディアの編集長をしているんですが、これは完全に僕が広げた風呂敷なわけ。

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羽田

なるほど、畳み人は一生ずっと畳んでるわけじゃないってことですね。

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設楽

そう。「あたしい経済」はブロックチェーンや仮想通貨に特化したメディアなんだけど、僕は今後、ブロックチェーンによって社会の仕組みが根底から変わると本気で信じて、誰よりも熱中しています。畳み人としてたくさんのプロジェクトを畳んできたからこそ、風呂敷の広げ方も沢山のパターンが自分の中であり、そのコツも分かっているので、うまくやれると思っています。

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佐藤

なるほど。でもメディアなどで取り上げられるのは広げ人の方が多いですよね。あまり畳み人には光が当たっていないイメージがあります。

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設楽

確かにそうですね。だからもっといろんな会社やプロジェクトを実行している畳み人に光を当てたくて、この本を書きました。
あと実は畳み人の評価って業界内では広げ人より高いこともあるんですよ。当たり前ですがその業界内ではなぜそのプロジェクトが成功したかはわかっているわけです。わかる人はちゃんと畳み人を評価しているんです。

何者にもなれないなら、まずは畳み人という選択を!

やはり本をカメラにむけてくれる設楽さん。少々不自然な気もしてきました。

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羽田

いや、いい話を聞かせてもらってありがとうございます。畳み人としてしっかり仕事をしていくうちに本まで出しちゃうんだから、設楽さんはきっと多くの人のロールモデルになる気がします。

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設楽

今振り返ると僕も若い頃は広げ人になりたかったんですが、20代のうちに起業とかしなくてよかったと思ってます。もちろん、実力がある人がそうすることはいいと思うけど、若いうちにリソースや実力がないうちに広げ人をやっても多分うまくいかなかったよ。畳み人のキャリアがあるからこそ広げることができる。僕も20代のうちに畳んで仕事の基礎と豊富なビジネス経験を身につけていったら、30代になって大きな仕事を広げるチャンスがどんどんくるようになったわけです。だから皆さんも焦らないで、まずは目の前にある仕事を実行に移すことに集中して欲しいと思いますね。

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佐藤

何か、0→1の人が称賛されるみたいな雰囲気ってあって、それになれない人が焦ってるような気がするんです。僕、最近Twitterやってるんですけど、フォロワーが凄く多い学生とかもいるんです。そういう人たちは名言みたいなことを毎日のように呟いてキラキラして見えてしまって、俺には何もないなって・・・。

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設楽

大丈夫、焦らないで(笑)。インフルエンサーみたいな人はたくさんいるけど、そういう人の真似をしてもうまくいかないですよ。焦って無理やり自分にタグをつけたり派手なアクションをしてもむしろ逆効果。重要なのは自分に「みんなに提供できる本質的な価値があるか」と「それを継続できるか」です。そしてそれは僕は無理やり見つけるものではないと思ってます。むしろ気づいたらみんなから勝手にそう認識し出しているぐらいがちょうどいい。 だからそう言った周りの派手な人たちに焦らされず、まずは目の前にあるやるべきことを誰よりも質が高くこなせるように、実行できるように意識することです。

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 佐藤

基本的なことをちゃんとやれるようになるってことですね。

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設楽

うん、そうしてればチャンスは必ずきます。でもチャンスが来る時期は自分でコントロールできないからこそ、その時が来た時にちゃんとそのチャンスをものにできるように、自分の能力を高めて多くの経験を積んでおくことが大事。自分のやりたくない仕事でも、意外に将来自分に役立つものです。というか、先々何をするのにも役立たない仕事なんてないと思ってます。とにかくどんな仕事でも実行する力がある人は、チャンスが来た時に強い。チャンスが生かせる人になれます。すぐ何者かになろうと思わないで。実力ないのに目立っても、続かないから。

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羽田

ありがとうございます!では最後に、この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします!

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設楽

世の中にはエッジの効いたメッセージがある本って多いですよね。味付けが濃いというか。それらも素晴らしいんですが、そう言ったものに刺激を受けた後に僕の本を読んで欲しい。そしてどう仕事を実行するかを学んで欲しい。おこがましいかもですがあらゆるビジネス書の副読本として『畳み人という選択」を読んでもらえたら嬉しいです。

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 羽田

まさに。そういう本は面白いけど自分ごと化できないものも多いですからね。

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設楽

うん、何者にもなれなくて焦ってる人はまずは畳み人という生き方を知って欲しいなと。20代なんて、長い仕事人生の中でめちゃくちゃ前半も前半。まだストーリーは始まってもないと言ってもいいぐらいの時期です。だから焦らないで!

取材を終えた佐藤の感想

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佐藤

“畳み人”という言葉を初めて聞いた時、「何かを始める人(風呂敷を広げる)に対して何かを終わらせる人」のことを言うのだと思っていましたが、全然違いました。世の中で目立つのは0を1にする“風呂敷を広げる人”ですが、その1を確実に100にする“風呂敷を畳む人”こそ、ビジネスにおいて重要なのだと。そして今回お話を伺った設楽さんの“畳み人”というキャリアは、「世間から評価される人にならなければ」と焦る私のような大学生に、新しい気づきと問いを与えてくれると確信しています。

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