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【独立】初めての転職活動の経緯と独立を選んだ理由

こんにちは、街角キャリアの羽田です。転職活動について記事を書いている僕ですが、実は転職は一度もしないまま今のところ終わってる、という事実をまずはお伝えしないといけません(笑)。

転職活動自体はしていたのですが、結局僕の場合は転職ではなく独立という道を選んだからです。

では僕がどのような経緯で転職活動を始め、何故独立を選んだのかをご説明します。40歳、家族とローン持ちで独立って、なかなかハードですよね。それはわかってるんですけど、そうしたのです。

Contents

【5月】転職活動のきっかけは、不満を垂れ流したまま生きたくなかったから

僕は新卒入社後、17年間同じ会社に勤め、40歳の年に会社を辞めることを決意しました。

退職理由は、このままここにいると常に不満を抱えながら生きることになるなと思ったからです。詳細はここで書くべきことでもないと思うので割愛しますが、自分が40歳になったタイミングで、唐突に自分の生き方を意識し始めたのです。

何故か、自分の残りの時間がそんなに多くないと思ってしまいました。幸い、五体満足ではありますが、人生はもう後半戦。あとの時間をどう使うか。このまま不満を常に感じながら生きていていいのか、と。

そして残りの人生は自分なりに全力で生きたいと思ってしまったのです。

会社を辞める事を決めたら、普通の人は転職を考えますよね。僕もやはり転職活動をしようと当たり前のように考えました。

【8月】転職活動は転職エージェントを使った

まず初めに僕が行ったことは転職エージェントの登録でした。特にやりたい事が他にあったわけでもなかったし、自分の市場価値がどの程度のものなのか分からなかった。そして転職経験者の知人からも「エージェントを使うといいよ」と勧められたので、まずは使ってみようと。無料ですしね。

で、転職エージェントからは色々と案件を紹介してもらって、いくつかの会社は受けてみたのです。それまで知らない会社ばかりでしたが、話を聞いてみると意外と面白い。途中で辞退した会社もいくつかありましたが、基本的に受けた会社からは全て合格させていただきました。

ただ僕の場合、そもそもの大前提として退社するのが半年後、という思いがありました。仕掛かり中の自分の仕事を途中で放り出したくなく、キリのいいところまでやりたいという思いが強かったのです。

で、それを面接の時にも伝えていました。まあ、企業側は難色示しますよね。そりゃそうだと思います。でも、僕からしたらそもそもその事もエージェントに伝えていて、それを前提に受けていたのにそこを難色示されてもなあ、というのが本音。エージェントからしたらなんだかんだ僕を説得できるだろうと思っていたのかもしれません。なめんじゃねえぞ(笑)。

そんなこんなでエージェントに不信感を抱き始めました。そしてエージェントから紹介された求人が全て微妙に同業だったことも気になっていました。折角転職するのに同業に行くのもなあ、と思ったのです。勿論、同業に行く方が条件面などでも有利なのはわかっていましたが。

と、いうことでエージェントを使うんじゃなくて自分で受けてみようかなあと思ったのが9月頃。僕の転職活動はピボットを迎えることになったのです。

エージェントについてはこちらでも書いてますので、併せてご覧ください。

【転職】10人のエージェントと話して分かった、転職エージェントを使うメリットと気をつけるポイント

【10月】行きたい会社を受ける。結果は・・・

行きたい会社への転職活動は失敗・・・

エージェントを使わない転職活動と言っても、わざわざ転職サイトで検索などはしませんでした。そもそも自分が知ってる会社で興味を持った会社があったからです。合計3社。いづれもメディア・コンテンツを扱うベンチャー企業です(結構有名な会社ですが)。

ただ、この3社は残念ながらご縁がありませんでした。全部、それなりに語りたいエピソードがあるのでまたどこかでご紹介します。

ただその中で一つだけ僕にとって大きかった出来事がありました。ある企業の最終選考で僕は自分の弱さと直面することになったのです。

実は僕、今までここぞというときに勝負してきませんでした。心のどこかで逃げ道を作って、本気の本気まで自分を追い込むという事をしてこなかった。これまで見て見ぬフリをしていましたが、自分でも知っていた弱さ。そこをその企業の最終選考で見事に突っ込まれたのです。

そして、落ちた。納得の不合格でした。納得はしていたけど自分の弱さで落ちたのが、何より悔しい。

それで、思ったのです。もともと転職活動を始めたきっかけも「このままうだうだ時間を過ごしたくない」と思った事だったのに、転職活動自体を妥協したりしていいんだろうか、と。

究極的に自分がやりたいことは何だろうと考えたときに、それは独立でした。自分の名前で食べていけるようになれたら素敵だな、と以前から思っていたのです。

自分の究極的な夢から逃げてしまっていいのだろうかー、青臭い事言うようだけど、ここで妥協したら何だか一生ずっと悶々としながら、現状に不満を抱きながら生きていくような気がしたのです。

で、あるならば。人生最後のチャンスのつもりで頑張ってみようと。

家族に相談したところ「1年間だけ頑張ってみていいよ」と言ってもらえました。退職金と妻の稼ぎで、最悪1年間は無収入でも家族全員生きていける。1年間やってどうにも難しければ、その時は諦めてどこでも拾ってくれる会社に転職しようー。

こうして、僕は独立し、この街角キャリアを立ち上げたのでした。


いかがでしたでしょうか。僕の場合は最初から独立を考えていたわけではありません。ただ、「転職」は自分の中では逃げだったのです。

1年間、チャンスをもらいました。この1年間、死に物狂いで頑張ってみたいと思います。独立についてのあれやこれやはまた別でまとめていきます。

街角キャリア、どうぞよろしくお願いいたします!

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